北海道に移住を計画している人の失敗しない土地探し・家探し!

地盤は大丈夫?

北海道のような寒冷な地域の湿地では、植物を分解するバクテリアや菌類が育たず、植物は完全には土に戻りません。
こうして枯れた植物が重なり合ってできた土壌を泥炭といいます。
北海道では泥炭層は深いところでは30m以上にもなるそうです。
この泥炭層を掘ると倒木などがそのままの形で出てくるそうです。

今では農地や住宅地に開発され見た目では泥炭地かどうかがわからなくなっています。
地面から深さ1m位のところにパイプを入れて水を排水溝に流していて表面上は乾いた土地になっているからです。
しかしそれ以下の深さのところは泥炭地そのままです。
泥炭地というのは簡単にいうと、水溜りの中に植物の死骸が積もっている・・状態です。
つまり地面が柔らかいんです。

この土地に普通に家を建てると・・・
家が沈んだり、傾いたり、ドアが開かなくなったり・・

こういう土地に家を建てる場合は軟弱地盤としての基礎工事が必要になります。
その分かなりの経費がかかります。
この基礎工事がいい加減だと、あとで後悔することになります。
北海道の平野部はかって泥炭地だったところが結構あって、見た目では分からないので注意が必要です。

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